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ヘルゴラント (装甲艦) : ミニ英和和英辞書
ヘルゴラント (装甲艦)[かん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
装甲 : [そうこう]
  armoured 
: [かん]
  1. (n,n-suf) warship 

ヘルゴラント (装甲艦) : ウィキペディア日本語版
ヘルゴラント (装甲艦)[かん]

ヘルゴラント (Ironclad Helgoland) はデンマーク海軍装甲艦。本艦はデンマーク海軍が自国の沿岸警備のために造り上げた装甲艦である。

== 艦形 ==

本艦の基本構造は2本のマストと一本煙突を持つ装甲艦としてデンマークはコペンハーゲン海軍造船所で建造された。艦首水面下に衝角を持ち、艦首甲板上にはクルップ製 30.5cm(22口径)後装填式単装砲を5,000トン台の小型艦ながら最厚で254mmの装甲で作られた円筒形の砲塔に納めていた。船体中央部に305mmもの厚さを持つ鉄製の装甲板が貼られ、主砲塔の基部からボックスシタデルが配置された。ボックスシタデルとは弾薬庫や機関を守るために箱状似に装甲を配置する当時の防御様式で、本艦は254mmもの厚さを持つ装甲をリベットで組み立てられていた。その内部には26cm(22口径)後装式単装砲を片舷2基ずつ計4基を配置していた。本艦のボックスシタデルは上方から見て主砲のバーベットを組み込んでいるために前方に長い八角形をしており、左右の斜め前と斜め後ろに砲門が開けられ、床面のレールで26cm砲の砲架を移動させる事により前後左右に最大2門を向ける事ができた。船体中央部上甲板両舷に12cm単装砲が片舷1基ずつ計2基配置された。竣工後に近接戦闘用に艦尾上甲板に12cm単装砲3基が追加され、3基は1門をやや後部にずらして並列に配置された。この武装配置により前方方向に最大30.5cm砲1門、26cm砲2門、左右方向に最大30.5cm砲1門、26cm砲2門、12cm砲2門、後方に26cm砲2門、12cm砲3門が指向できた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヘルゴラント (装甲艦)」の詳細全文を読む




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